デスクまわり整理とビジネスデスクの使い方
仕事机「デスク」まわりの環境を自分らしくデザインして仕事の効率を高め、なにより、その環境を楽しみます。
人はだれでも整った環境のなかでは集中力を高めることができます。
たとえ会社から与えられたものであっても、あなたらしく,そして楽しく使っていきましょう。
1.自分の身体に家具を合わせる
職場であなたのデスクは、あなたの身体に合っていますか?
イスの高さや座り心地が良くなければ腰痛にもなりますし、血行を悪くして肩もこります。
日々、長時間すごすこともあるデスクですから、自分の身体に合っていることはとても重要です。
- 古ければ買い換える
- イスもしくはデスク(机)の高さを変える
- イスのクッション性に不満があれば座布団を購入する
- キシミ音が気になるようであれば油をさす
等々、よりすごしやすい環境を追求しましょう。
2.レイアウト変更で移動を最小限に
身のまわりのものが同じでもレイアウトを変えれば効率化を図れます。
筆記用具
頻繁に使う筆記用具は腕を伸ばして手の届く範囲内に配置する
固定電話
頻繁に鳴るようなら席を立たなくても届く位置に、さほど鳴らないのであればスタンドを使用して少し高い位置へ配置する
書類の受付箱
単に受付される書類や、回覧・上覧されてくる書類の受付箱は、席を立たなくても届く位置が理想ですが、場所をとるようなら少し離れたところへ配置します。
ただし、自分から離れた分だけ処理が遅れてしまいます。
これは、受付される書類は、今、自分がしている仕事の邪魔をするようなタイミングで訪れることがあるため、“後回しにしたい心理”が働きやすいからです。
パソコンのモニター
片側が引き出し(主に右側)の一般的なビジネスデスクですと、デスクの真ん中と、席に座った自分の正面には違いがあります。イスの配置は、真ん中より左よりになるため、自分の正面も真ん中より左側になります。
この位置関係にズレがあると、気づかないうちにストレスとして蓄積されてしまいますので、しっかりと自分の正面にモニターがくるように配置します。
ゴミ箱
これは机上には置かないですが、あまり遠くに置くのも良くないです。実はゴミ箱を使用する頻度は多いので、手の届く範囲の足元にあると良いです。
席をたたないにしても、振り返る必要があるだけでも結構なストレスです。
利き腕に見合った配置
あなたの利き腕に見合った配置であることも大切です。
右利きの方と左利きの方では配置が違って当然ですので、あなたが使いやすいように、あなたらしく配置してください。
3.デスクトップには必要なものだけを
セオリーからいうと、机上(デスクトップ)には効率的な配置で必要なものだけを置くことになります。
当然ですよね(笑)
ただし、あまりに殺風景だと寂しくも感じますので、写真,花,思い出の品などを少しぐらい置いておくのは良いことだと思います。
楽しむために必要とあなたが感じたのであれば、それはきっと必要なものです。
あなたが使いやすいように、あなたらしく
あと、パソコンのモニターには2,3センチほど高さをだせるスタンドをおくと、キーボード,マウスが少しお邪魔なときに、スタンド下へ滑りこませることができるのでオススメです。
オシャレなものもあるので一度ご検討ください。
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4.デスクスペースと自分ルール
デスクスペースは少しの工夫をルール化して、それを守ることで有効に活用できます。
- デスクスペースには現在進行中のものだけ広げるようにする
- 一つの仕事が終わったら、すぐに片付ける
- 電話応対や、席をたつときには処理中の手を止めてしまうので、目印(お気に入りのカードや付箋)をつけておく
等々、あなたなりのルールを考えてみて、デスクスペースを常に広く有効活用しましょう。
5.ビジネスデスクの机上と4つの引き出しの利用法
ビジネスデスクは机上(デスクトップ)と4つの引き出しからなるものが一般的です。
@デスク中央の幅広の浅い引き出し
デスクトップ作業のサポート役となります。
近々必要だけど、今しばらく待ちになる書類は、臨時にここへ保管して必要の都度、デスクトップをサポートして活躍します。
ここをうまく使えると、デスクトップが散らかりにくくなります。
整理する前の複数の書類の一時保管にも適しています。
A右の上段の引き出し
頻繁に使う小物を保管します。
ここは施錠できる引き出しであることもあり、認印を保管したりもできます。(どのデスクも同じカギだったりするのでセキュリティー低め)
小物メインであるため、乱雑にならないように区切るためのトレイが必須です。標準装備では足りないので買い足しましょう。
B右の中央の引き出し
比較的大きな文房具などを保管します。
電卓だったり、薄手のファイル,下敷き,ノート,長尺定規などですね。
ファイルやノートの下に文房具が埋もれてしまわないように区切りましょう。
C右の下段の引き出し
ファイリング書類などを保管します。
作業に関連ある資料や案件ファイルを保管します。
あとは、おやつや非常食もここに保管されている方が多いです(笑)
6.収納に必要な3つのポイント
上手な収納には移動距離から考えてみる3つのポイントがあります。
このポイントに気をつけて収納するよう心がけ、無駄な時間を失くしていきましょう。
筆記用具類や、進行中の関係書類
用紙、マニュアル、定常業務の関連資料
週一程度、またはそれ以上の期間で必要となってくるもの
さいごに
デスクまわりは効率を考えてそして、“あなたらしく”デザインされるべきですので、自分のテーマに沿って(アーティスティックに)少しこだわってみても良いと思います。
あなた専用の環境で仕事ができれば、無駄な時間を削減できて、ゆとりができて、楽しく感じる時間がきっと増えますよ。