よく聞くホワイトカラー,ブルーカラーって何?
仕事内容や働き方で「ホワイトカラー」「ブルーカラー」と区分されることがあります。
ビジネス関係以外ではあまり聞く機会がありませんね。では、これらの区分は一体なにを指してそう言っているのでしょう。
これらは人材の大別です。
ホワイトカラーは、スーツにネクタイで事務所などで働く人。
事務所やオフィスで頭を使った仕事をする人。
「中核人材」ともいわれます。
ブルーカラーは、作業着を着て工場,現場などで働く人といわれています。
「労働人材」ともいわれます。
カラーは襟(学ランのカラーも襟を指してますよね)のことで、どのような服を着て働いているかとの視点で区別された言葉です。
缶コーヒーのCMで、
公園のベンチに座る二人がお互い相手をみて心でつぶやきます。
「鳶(とび)か。いいよなストレスなさそうで。」
「営業か。いいよな楽そうで。」
でももし自分だったらと置き換えてみたところ、お互いが「自分には無理だ」と気づき、
「あんた偉いよな。誰だか知らないけど。」と暗に称え合うんです。
職種が違えば悩みも違って、どちらも辛いところがあるけど、頑張ってるあなたは偉いのだと、心あたたまるCMです。
着ている服と職種は、
■スーツ(営業)
■作業服(鳶(とび))
で、それぞれ「ホワイトカラー」と「ブルーカラー」に区別することができますね。
あくまで人材の区分であって、優劣をつけた差別ではありません。
缶コーヒーを買ってもらう以外の意図する(そう感じた)ところからも、どちらのほうが良いなんてことは一概に言えません。
どちらの区分の方も、一生懸命働いていて、間違いなく「偉い」のです。