感染予防グッズの品薄と、私たちの予防

【新型コロナ危機】マスクの次に品薄になるものは?

新型コロナウイルス感染を懸念して、マスクの購買意欲が高まっていますね。


ショップではすでに完売状態で、マスク製作会社さんの増産に期待したいところです。


さて、そんな私も家族に最低限必要な分を購入したかったのですが、既に完売店舗多数につき買えませんでした。

コロナ危機とでもいうのでしょうか。

 

そんな折、ドラッグストアのアドバイザーさんより今後どうなるかについてご教示頂くことができましたのでご紹介したいと思います。

男性用マスクが圧倒的不足

現在はマスク不足、特に男性用マスクが圧倒的に不足しているとのこと。それはなぜでしょう。


なんでも、男性用マスクは一般品のなかで最も大きいため、“大は小を兼ねる心理”から、単に大人用と捉えて、女性もこちらを購入するからだとか。


なるほどその気持ちわかりますね。

一番汎用性の高いものを取っておきたいですよね。


ですから、女性用、お子さま用といったサイズが小さめのマスクは男性用よりはまだ入手しやすい傾向にあるようです。

(おそらく時間の問題かもしれませんが)

 

マスクが手に入らない!その次に不足するもの

では次にマスクが絶対入手できない状況だと仮定します。そうなるとどうなるでしょう。


 

今度は、“エタノール消毒液製品”だそうです。

マスクがないならせめて消毒しておきたい!といった心理が働き、この手の製品が品薄となるようです。


 

ちなみに、コロナウイルスなどの“ウイルス”にはエタノール系消毒効果的で、逆にエタノールを含まない消毒液は効果がないとのことです。

よく見て購入しないといけませんね。


コロナ危機ともいえる今回の様な事象は初めてのことではなく、インフルエンザ大流行の年でも同じように予防製品が品薄となる状況だったと。

 

マスク完売の次はエタノール系完売 

という流れはごく自然なことだとアドバイザーさんは言います。

 

消毒用エタノールが手に入らない!その次に不足するもの

消毒用エタノールがないなら次はと、無水エタノールが売れるとのこと。


これらの違いはエタノール濃度の違いで、無水エタノールを2割の水(水道水よりも精製水がよい)で薄めると、消毒用エタノールになるとのことです。


“消毒液”という名の商品に目が行き、なければその元になるもの…と考えることも自然なことですね。

薬局などで買えて、感染予防消毒以外に、カビの発生抑止にも効果的と、汎用性のあるものですから、先手先手で準備するなら1本購入しておくのもありかもしれません。


 


ちなみにエタノールは皮膚の油分水分も失うため、使いすぎると乾燥して荒れます。保湿が大切ですね。


ウイルスは乾燥を好むので、湿度維持が大切です。


 

感染予防に一番大切なことは

アドバイザーさんはこれを一番伝えたかったのだと思います。


  • 体力の維持(疲れをためない)
  • お腹を冷やさない

この2点です。

不思議とこんなことを忘れて、予防製品に目がいく自分が確かにいました。


睡眠を充分にとり、疲れをためない努力はごもっとも。


そして、お腹を冷やすというのは、実はかなり免疫力を低下させるとのことです。

冷たい飲み物は極力控えましょう。

特にお腹を冷やしやすいお子さんは要注意ですね。


免疫力が高ければウイルスに負けない!


一番大切なことは、あなた自身の免疫力を維持すること!

 

さいごに

今回何気なく話した店員さん(たまたまアドバイザーだった)が本当によくご存じで、そしてこちらがどう困っているか、どうしたら解決するのかと丁寧に対応して頂けました。


結局、マスクが欲しかった私ですが、せめてと消毒液を購入することになりました(笑)


まんまと…だったかも知れませんが、専門的なお話しが聞けたことは嬉しかったですし、“いい買い物をした”と思います。


心配,準備もほどほどに…どうかコロナウイルスがひろがりを加速させることなく、落ち着いた日常に戻ることを切に願います。

 

追記

2020.02.28

小,中,高校及び特別支援学校が3月2日,3日から春休みが終わる(4月5日)まで一斉休校となりました。

児童のことだけでなく、保護者の仕事にも影響がでます。

そんな不安から“生活必需品”の不足を心配して、保管しておきたい気持ちから購入意欲が高まっています。

購入にあたっては、どうか過剰になりすぎずに、各ご家庭にゆきわたりますことを願います。

(現在:紙製品、保存食品など ※地域差あり)

 

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