2020年東京オリンピック・パラリンピック開催

2020年に、わが国日本で東京オリンピック・パラリンピックが開催されることになりました!世界的な大会が日本で行われることは本当に喜ばしいことですよね。

進歩している障がい者との共生

なんでもパラリンピックは1964年に東京で行われていて、当時の日本では障がい者は病院や施設で過ごすのが普通とされていたので、働いたり、スポーツをしたりとは考えもしなかったそうです。

そんな日本人の目からみた、車いすで走ったり、スポーツを楽しむ外国人選手の姿は、とても先進的で驚きであったようです。

それからおよそ50年という時間が流れ、障がいのある人の生活面や働き方、スポーツの楽しみ方などは進歩してきました。

 

いち障がい児の親として、正直まだまだ『一般的』といわれる健常者(障がいのない人)の世界と障がい者の世界にはカベがあると思います。差別的な考え方も残念ながらまだ残っています。

 

しかしそれでも、50年前から現在に至るまで変わってきたことが実績であり、これからもどんどんヒトは進歩して数々のカベは消え去っていくのでしょう。

心のバリアフリー化

車いすのことを考えた階段からスロープへ変更といったハード的なカベ(バリア)を取り除くことを『バリアフリー』といいます。

そしてこれからもっと考えていかないといけない,ヒトとして進歩しなければいけないのが、心のバリアフリー化です。

健常者,障がい者の一方が大きな負担をすることではなく、おたがいが積極的に関わって、より良い改善について考えあえるよう歩み寄る時代であってほしいと思うのです。

見えにくい障がい

目では見えにくい障がいというものもあります。

知的障がいや精神障がいがそれにあたります。

身体に障がいのある人とはまた違いのある、知的障がいや精神障がいはとは、どんな障がいでしょう。

 

障がいは体だけでなく、心や脳に生じる場合もあるんです。

 

わたしたちは日常生活のなかで、文字を読み書きや会話コミュニケーションなどの『知的活動』を行なっています。

こうしたことが行えなかったり、充分にはできなかったりといった障がいを『知的障がい』といいます。

 

また、大きな不安におそわれ、日常生活を満足に行えなかったり、幻覚,幻聴がおこったりすつ心の障がいを『精神障がい』といいます。

 

最近の現代病ともいわれるうつ病や、統合失調症なども含まれます。

障がい者スポーツ

知的障がいや精神障がいがある人が楽しめるスポーツ。

障がいがあるからと行ってスポーツを楽しめないなんてことはありません。

知的障がいや精神障がいがある人もスポーツを楽しむことがでるんですね。

障がいの程度によっては、一般的なルールに対応できないこともありますから、障がい者向けに簡単に考慮された種目がたくさん用意されている時代です。

きっとこれからも多種多様に対応できる時代へ進歩していきます。

 

一例ですが、知的障がい者向けのバレーボールでは、瞬時の判断が苦手な障がいの特性を考え、革製の硬式バレーボールではなく、柔らかくて扱いやすい『ソフトバレーボール』が使用されます。

 

私もソフトバレーボールに携わってはいるのですが、まだ一般の範囲でしかないため、バリアフリー化へむけて拡げていきたいですね。

陸上,水泳なども適用することができます。

 

わが家では今障がい者水泳に参加して頑張っています。

泳ぐというより、どちらかというとただ楽しんでいるだけですけど、喜んで身体を動かしている…それだけで充分です。スポーツって良いですね!