[一般工具]ドライバー(プラス,マイナス)

ドライバーはネジ頭(+,−のところ)をなめないように使うことが大切です。

「なめる」とは、ネジ頭の溝が潰れてしまうことをいいます。

ネジ頭を、なめる=潰す=バカになる は同義語です。

 

 

 

使い方のコツ

ネジ頭の大きさに合ったドライバーのサイズを使って、上からグリップ(握るところ)を押し付けながら回すようにします。

そしてドライバー本体がネジ頭に対して真っ直ぐ(垂直に)立てて使用します。

押す力:回す力の力配分が理想です。

大体回す事だけを考えてしまって、ネジ頭がなめてしまうことが多いです。

あと、なめてしまう他の要因として、先端部のゴミがあります。

特にプラス(+)ドライバーですが、ねじ頭の溝を気にするだけでなく、先端部に余分なゴミ(金属粉)などが付着していないか確認しましょう。

ドライバー先端部とねじ頭の溝との接触面積が減少してしまうため、こちらもなめてしまう要因となります。

やはり『工具はいつでもキレイに』ですね!

 

精密ドライバー

上記ドライバーよりも小さなネジにしようすることを考えて作られたドライバーです。

ドライバー(プラス,マイナス)
セットで売られています。

ドライバー(プラス,マイナス)
このセットの内訳は(左から順に)、

  • + #1(プラスドライバーはサイズを示す番号)
  • + #0
  • + #000
  • − 1.8mm(−ドライバーは先端の幅寸法)
  • − 2.3mm
  • − 3.0mm

となっています。

精密用途ですので、無理な力がかかると曲がったり、折れたりしますので取り扱いは丁寧に行います。