ダイエット効果とバレーボール上達の両立!?
バレーボールはお腹周りのダイエットに効果的なのでしょうか?
結論からいいますと...“効果あります”
「いやいや、とてもそうは感じないけど。」
「運動した分、カロリー消費はしているだろうけど、別にポッコリお腹に効果があるとは思えない。」
などと思われた方、お待ちください。
この効果には“条件”があるのです。
今回はお腹周りダイエットにバレーボール(もちろんソフトバレーボールも)というスポーツが結構いい仕事をする。
そして、バレーボールの能力さえ向上させるといった効果が期待できる方法についてご紹介します。
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準備するものは?
ありません。
普段通り、バレーボールを楽しむだけでいいです。
ですから、バレーをする準備は必要です(笑)
そして、バレーボールの技術力も、“いりません”
むしろ、今からはじめるくらいの方でも全然期待できます。
強いて言えば、“このお腹を改善するんだ”という強い想いくらいでしょう。
ダイエット効果が期待できるシーン
では、バレーボールというスポーツのなかで、どのシーンで効果が期待できるのでしょうか。
サーブ、レシーブ、トス、スパイク、ブロック...?
実はこれらどれも期待できます。
普段からバレーをされている方にとってはいつものことですよね。
ピンとこられた方、察しがいいです。
そうです!大切なのは意識することなのです。
意識改革で改善ダイエット
ではどのような意識をすれば(もてば)、ダイエット効果が期待できるのでしょうか。
それはひとことでいうと、
“すべてのプレーは腹筋から始まる”と意識することです。
お腹の筋力をより多く使ってダイエット効果を高めようというのがねらいです。
「特別意識なんてしなくても腹筋使っているけど...」
と思われた方、はたしてそうでしょうか。
ボールと接触する場所は、基本ウデから先ですよね?
ヒトは触感など感覚的にとらえやすいところに意識が集中してしまいがいちなのです。
例えば“スパイク(アタック)”。
「強烈なスパイクを叩き込みたい!」そんな想いが強いばかりに、ウデを一生懸命振っている方って結構いらっしゃいます。
そして、女性プレイヤーのなかには、ウデ(肩も)自体も強くなくて、軽いスパイクしか打てていない方もいらっしゃいます。
抽象的な表現でいうと“身体が泳いでいる”といったことですね。
そこで“腹筋”を使うとどうでしょう。
基礎編:スパイク(アタック)でもご紹介していますが、いいスパイクは全身を使っています。
全身をうまく使うためには“ブレない身体”が必要です。すなわち体幹。
そして、強い体幹の元には“腹筋の強さ”があるのです。
そう、お伝えしたいことの本質、
“いつでも腹筋に力を入れて当たり前”ぐらいに考えてみてほしいのです。
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具体的な意識の例
全てのプレーなので、いつでもです。というと、なげやり感がありますので、いくつか具体例をあげてみたいと思います。
スパイク
- 助走から腹筋を意識→体幹を保ち、無駄の少ない助走(頭が揺れなくなる)
- ジャンプで腹筋を意識→踏み込んだ力を体幹で一気に伸びあがり、ジャンプ力へ
- 空中フォームで腹筋を意識→背筋で反るが実は腹筋も使うブレない空中姿勢
- ヒッティングで腹筋を意識→腹筋始動でウデが振られ(振るではなく)、体重の乗ったスパイク
特にヒッティング(ボール打つ)では後ろに反った上体を“腹筋で戻す”意識が重要です。
ウデを振る意識が強いと、空中姿勢で溜めた力をボールに伝えることができず、軽いスパイクとなってしまいます。
腹筋を強く意識するとウデが遅れる心配があるかもしれませんが、遅れませんので大丈夫です。身体につられて自然にウデが出てきた方が、強打となるのです。
レシーブ
- 構えで腹筋を意識→緩んだ身体を引き締めることで、反応がよくなる
- レシーブの瞬間も意識→アンダーであれば面を整えてブレなくなり、オーバーであれば上半身をしっかり支えて強打にも負けない
レシーブでは、たとえ熟練者でも慣れてくると、知らず知らず身体が緩んできます。
腹筋を中心とした体幹維持をすることで反応がよくなることを実感できると思います。
ブロック
反応のよさ、効率的なジャンプに関しては前述の例に同じです。
ブロックでは特に、空中でのブロック姿勢の維持や相手のスパイクボールがウデに当たったときに簡単には負けない“粘り強さ”を腹筋意識で手に入れましょう。
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まとめ
ダイエット効果とバレーボール上達の両立に関していかがでしたでしょうか。
バレーボールでは反応,瞬発力が高ければいっそう活躍できます。
その源は体幹であり、身体の中心である“腹筋”となります。
そして筋力は使えば使うほどカロリーを消費して発達します。
“ひとつの時間で、ふたつの効果!”
きっと期待できますので、ぜひとも試してみて下さい。