初心者必見!ストレッチの意外な効果
今日はストレッチをするとこんなにも効果がありますよといったことについてお話ししたいとおもいます。
ストレッチの効果は?と聞かれれば皆さんどう思い浮べるでしょうか?
身体を暖めて柔らかくすることで怪我を防ぐというのを良く耳にします。
もちろん間違いではないです。
無鉄砲だった私の若い頃の経験なのですが、それを言われたところで、「若いからストレッチ不足による怪我はほぼないし、それよりも早くプレーしたい。」と考えていきなりボールを触っていました。(実際、身体が冷えていることが原因の怪我は無かった)
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では、怪我防止以外の効果について下記にご紹介したいと思います。
- 筋肉を柔らかくすると筋肉の無駄遣いが減って、効率が上がる。
これは私が高校生だった頃に顧問の先生から言われたことで、今も忘れません。
「リラックスした状態で筋肉が柔らかいほど効率良く使えているため、筋トレよりも柔らかくすることを優先した方が早く成果を得られる」とのことでした。
他人との比較になるのですが、直立してリラックスしている時に太ももの張りがどうか確認してみると良いと思います。この筋肉はジャンプ力に直結するのですがスムーズに高く飛ぶ人ほど柔らかいはずです。
- 低い姿勢に抵抗がなくなり守備範囲が広がる。
レシーブする時、腰の位置が高いと足元に来るボールに反応しにくいのですが、身体が硬いと低い姿勢でいることが辛くなってしまいます。
無意識に腰の位置が高くなってしまい、レシーブ力が落ちてしまいます。
身体が柔らかいことで、意識しなくても低い姿勢をキープできるので守備範囲がひろがります。
- 疲れにくくなって、長時間動ける。
身体が硬いと動作する度に負荷がかかり、スタミナを消費します。柔らかいことで負荷が減り、タフになります。
- 肩の可動域が広がり、スパイクできるコースが増える。(即攻撃力なのでオススメです)
私は過去に4年ほどバレーボールから離れていて、再開した時に実感したことがあります。それは、肩の可動域に制限がかかっていて、今まで打ててたコースに打てないといったことです。
気持ちは打てると思っているのでイメージ通りにスパイクしたら肩に激痛が…。(笑)
その経験から、逆に、今から成長しようとされている方に、ストレッチにより肩の可動域を広げることが重要なんだと気づくことができました。
肩の可動域が広がれば利き手方向のクロスを鋭角に打てることができます。
身体の向きで騙してブロックを外すこともできまし、プラス打ち方を覚えれば超クロスなども打てます。この打ち方はまたご紹介します。
以上、4点を挙げましたがいかがでしょうか。
やはり、プレーに直結することを理解してからの方がストレッチもやり甲斐ありますよね。
アップで行うべきストレッチのメニューについては、またご紹介したいと思います。
プレーしていてどこの部位が収縮して伸びるのか考えてみると効果的なストレッチは何か解ってくると思います。
では、普段の生活のなかで何気なくできる、オススメ「ながらストレッチ」をご紹介します。
ストレッチと軽い筋トレだったりしますが、普段の生活にプラスしてカロリーを消費しますのでダイエットにもオススメです。
ながらストレッチとは
ストレッチのために新たに時間を作ることはせず、何かをしながらストレッチを行って、時間を有効活用することを指しています。
例えば、
- 歩行で移動する時には、普段より大股で歩きながら
効果→内転筋の可動域を広げて下半身強化
- 階段を上り下りする時には、軽く跳ねるようにリズム良く(大げさにやると他人が驚くので注意)
効果→ジャンプに使う筋肉の強化と反応速度アップ
- 乗り物に乗っている時には、軽く腹筋に力をいれながら(揺れる横Gに耐える)
効果→腹筋周りの強化で体幹アップ&スパイク力アップ
- お風呂場で
シャワーなどで立っている時には、アキレス腱伸ばしをしながら
効果→足首の可動域アップ
湯船でゆっくりしている時@には、太ももの前側筋肉を揉んでほぐしながら
効果→筋肉の効率をあげて、ジャンプ力アップ
湯船でゆっくりしている時Aには、手首を甲側に交互に曲げ伸ばしながら
効果→トスに必要な手首の柔軟性アップ
考えればまだまだ出てくると思います。
そして、こういったストレッチ等は癖ののように無意識でするようになっていきます。
癖になってしまえば気楽なものですので、これからの普段の生活の中に継続的にストレッチを取り入れることを是非お試しください。
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