新品(New)ボールに注意!
物を長く大切に使うことは素晴らしいですよね。
学生の頃の部活動では、備品の取り扱いについては厳しく指導されました。
乱雑に扱おうものなら…今思い出しても鬼顧問の怒鳴り声が聞こえてきそうです。
(今では問題になりそうな、「鬼指導」を経験してきました(笑))
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さて、本題は「新品(New)ボールに注意!」ですが、どういうことかと言いますと、
長く大切に使っているボールと、新品(New)ボールとでは大きな違いがあって、
プレー方法を良く良く考えないと、痛い目にあっちゃいますよ!と伝えたかったのです。
同一メーカーの同一規格であってもです。
簡単なことかも知れませんが、これを意識せずに痛い目にあっているプレーヤーも見てきましたし、
早め早めに適応することが意外にも重要なことだと実感したため、ご紹介したいと思います。
旧ボールと新ボール 大きな違い
見た目、触感の結果からいいますと、
ボール目地の強さが違う!
注意して見るとすぐ気づきますよね?あえて言われるまでもなく。かも知れません(笑)
下記拡大写真は新ボールですが、目地(線状の模様)がハッキリ見えます。
長く使用していると、この目地が摩擦で滑らかになっていきます。
目地が減ってきているボールを使うと
- 回転が掛かりにくい
- 打ち損じが緩和される
この緩和されるは、知らずに誤魔化せているとも言えます。
旧ボールから新ボールへ変えてみると
逆に、
- 回転が掛かりやすい
- 打ち損じは顕著にあらわれる
打ち損じが誤魔化せなくなります。
例えば、
ナックル(無回転)サーブを打つときに、小指のわずかな掛かり方がボール回転へ影響してネット,アウトになり易いです。
私も経験があるのですが、旧ボールでナックル(無回転)サーブを打つのは簡単なんです。
強烈に打っても、コースを狙ってもまず外すことはないだろうと気楽で自信満々でした。
それが新ボールを手にしたら、途端に精度が落ちました。
ネットもそうですが、特に右にズレていくアウトが増えましたね。
当時、「こんなにも違うのか」と驚いたことを覚えています。
さすがはソフトバレーボール!曲がりに敏感(笑)
スパイクでは完全にミートしたなと思ったら、ネットをかすめることがありました。
ドライブ回転の掛かりがいいので、打角がわずかに急になったのだと思います。
あと、こんなことも。(練習で、あるプレイヤー見ていて)
「うーん。今日はサーブアウトが多いなー。」
「スパイクがネットによく掛かるな」そして「ふかすなー」
と繰り返し、3セットほどプレーして悩んでました。
公式試合じゃなくて良かったね!!
ちょっと見ていたくて、そっとしておいたのですが、気づかないときは気づかないものなのかも知れません。
(その後はフォローしましたよ。もちろん(笑))
公式試合のときは新品(New)ボール
試合するときはまず間違いなく、新ボールですから本番でボールの違いにあたふたして、本来のプレーができてないなんてことは絶対避けましょう!勿体ないですよね。
対策@
旧ボールから新ボールへ変わるときには、普段のプレーよりも、
気楽に打たないこと!強いては指先まで集中して丁寧にプレーすること!
対策A
こちらはハード的に、
あまり劣化したボールは練習でも使わない!
極論ですが、わざわざ劣化したボールを使う必要はないので、これが確実ですよね。
幸いなことに、ソフトバレーのボールはさほど高価ではない(いいとこ2,000円)ですから。
長く使っているかもと思われた方、一度手にとってじっくり見てみて購入を検討してみては如何でしょうか。
通販参考価格↓
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【まとめ】
ひとつのボールに対して、使用頻度と期間などの定量的データがあれば劣化の指標などをお伝えできたかもしれませんが、
経験上の気づきでしたので使用期間については使い方や保管の仕方で変わってくるとしか言えません。
時折ふと気に掛けるぐらいで十分かと思います。
磨耗劣化のほかに、その日の片付けごとに確実に空気を抜いて暑く無い場所に保管して下さい。
ゴム製なので、張り続けていると張力の劣化が速いです。
買い替えもひとつと提案しましたが、あまり頻繁なのもコスト高です。管理で防げるところは防ぎましょう。
これぞ「物は大切に!」